肩こりの解消に肩甲挙筋のケアが大切な訳
肩こりが慢性化することで、首や肩だけでなく、頭痛やめまい、吐き気、さらには集中力の低下など、日常生活に大きな影響を与えることがあります。その一因として挙げられるのが「肩甲挙筋」という首の後ろ側から肩甲骨にかけてつながる筋肉です。この筋肉は、肩甲骨を引き上げる働きを持ちますが、長時間のデスクワークや姿勢の悪化により固まりやすくなります。
デスクワーク中、最初は正しい姿勢を保とうとしても、時間が経つと次第に丸まった姿勢になりがちです。肩をすくめた状態が続くことで肩甲挙筋が緊張し、これが肩こりの原因となります。また、冷房による冷えも血行不良を引き起こし、筋肉のこりを悪化させることがあります。
肩甲挙筋ストレッチで肩こり予防
このような肩こりを防ぐためには、肩甲挙筋のストレッチが非常に効果的です。オフィスや寝る前など、日常のちょっとした時間に肩甲挙筋を意識してケアすることで、肩や首のこりを予防し、リラックスした状態を保つことができます。
肩甲挙筋をしっかりケアすることで、肩こりからくる不調を改善し、日常生活を快適に過ごすための第一歩を踏み出しましょう。簡単にできるストレッチを取り入れて、肩こり知らずの毎日を目指してみてはいかがでしょうか?
ぜひ一度試してみてください!
①背筋を伸ばした状態で、後頭部に左手を置きます。
右腕は、わき腹の高さで後ろへまわして、
背中に手の甲を付けます。
②首を斜め下に倒して腕の重さを感じながら
5秒~10秒キープします。
左右行いましょう。