座りっぱなしで固まりやすい「腸腰筋」――腰痛回復のカギはここに

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長時間のデスクワークやスマホ操作。
気づかないうちに「股関節が硬い」「腰が重い」と感じていませんか?

その原因のひとつが、**腸腰筋(ちょうようきん)**です。
あまり聞き慣れない名前ですが、この筋肉は上半身と下半身をつなぐ重要な存在。
硬くなったままにしておくと、腰痛や下半身のむくみ、姿勢の乱れにもつながってしまいます。

しかし逆にいえば――
腸腰筋をやわらかく保つことができれば、股関節の柔軟性が戻り、体は驚くほど軽くなります。


腸腰筋と呼吸の関係

腸腰筋は「大腰筋」と「腸骨筋」の総称で、股関節を動かすだけでなく、実は横隔膜とも深く関わりがあります。
座りっぱなしで腸腰筋が縮んでしまうと、呼吸が浅くなり、リラックスしにくくなることも。

逆に、腸腰筋をほぐし、深い呼吸を意識することで、自然と腹式呼吸がしやすくなり、心身のリフレッシュにもつながります。


腸腰筋と大腿四頭筋を同時にほぐすメリット

腸腰筋とセットでケアしたいのが、太ももの前側の筋肉「大腿四頭筋」です。
この二つを一緒にストレッチすると、股関節の動きがスムーズになり、
「歩幅が広がる」「腰の張りが軽くなる」など、変化を実感しやすくなります。


自宅でできる!腸腰筋&大腿四頭筋ストレッチ

  1. 片膝立ちになり、後ろ足の膝を床につけます(クッションを敷くと安心)。
  2. 骨盤を軽く後ろに傾けるように意識しながら、体を前へスライド。
  3. 腰を反らさず、背中をまっすぐに保ちます。
  4. ゆっくりと呼吸をしながら、30秒〜1分キープ。
  5. 反対側も同様に行いましょう。

ポイントは、骨盤を前傾させないこと。腰が反ってしまうと、腸腰筋がうまく伸びません。


希望を持って取り組んでみてください

「もう年齢だから」「デスクワークだから仕方ない」――そう感じている方も多いかもしれません。
ですが、腸腰筋を意識してケアするだけで、体は確実に応えてくれます。

毎日数分のストレッチで、
股関節の柔軟性アップ
腰痛やむくみの予防
深い呼吸で心身リラックス

こうした変化を少しずつ積み重ねていくことができます。

小さな習慣が、未来の快適な体につながります。
今日からぜひ、無理のない範囲で取り入れてみてください。

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