
「最近、腰が疲れやすい」「反り腰で姿勢が安定しない」「下腹がぽっこり出やすい」――そんな悩みを抱えていませんか?
実はその不調、腰そのものではなく “前ももの硬さ” が関わっていることが少なくありません。
前ももが硬くなると起こる不調
前ももの筋肉、とくに 大腿直筋(だいたいちょっきん) は、股関節から膝までをまたいでつながる大きな筋肉です。
歩く・走る・階段をのぼる・椅子から立ち上がるなど、私たちの日常生活で常に使われています。
ところが、この筋肉が硬くなると――
- 骨盤が前に引っ張られて反り腰になりやすい
- 腰に負担がかかって疲れやすい
- 前ももばかり使ってお尻が使いにくい
- 下腹がぽっこり出やすい
といった不調につながります。見た目のシルエットだけでなく、体のバランス全体に影響するのです。
腰痛と前ももの関係
腰が痛いと「腰に原因があるのでは?」と思いがちですが、実際には前ももの張りが腰を引っ張り、無意識のうちに腰に負担をかけているケースがよく見られます。
つまり、腰の不調を改善するためには 腰だけでなく、前ももをケアすることが大切 なのです。
前ももに効くおすすめストレッチ
ここでご紹介するのは、腰や骨盤に負担をかけずに、前ももをしっかり伸ばせるストレッチです。
横向き前ももストレッチ
- 横向きに寝て、下の脚を軽く曲げて安定させます
- 上の足首を手でつかみ、後ろにゆっくり引きます
- 前ももの伸びを感じながら30秒キープ
※骨盤が前に倒れすぎないように注意しましょう。
横向きで行うことで、腰や骨盤の反りをコントロールしやすく、前ももにだけアプローチできるのがポイントです。
腰のつらさや姿勢の乱れは、「前ももの張り」をほぐすことで改善できる可能性があります。
毎日のちょっとしたケアが、腰痛予防や姿勢の安定につながります。
「最近、腰が疲れやすい」「反り腰かもしれない」と感じる方は、ぜひ前ももストレッチを取り入れてみてください。