ひざ痛の原因は太もも内側の疲労から~内側広筋
ひざ関節は、ちょうつがいの関節として前後の曲げ伸ばしの動きには強くできています。
しかし、股関節を動かすための太ももの筋肉、内側広筋(ないそくこうきん)筋肉の疲労による硬直や運動不足による弱体化により、股関節の動きが制限され、ひざ関節に良くない回旋の動きが加わることで腰痛の原因に。
しっかりと内側広筋(ピンク部位)を強くしてひざ痛予防をしましょう。
簡単な運動をご紹介します。
①脚を肩幅に開いて立ちます。 イスなどの支持物につかまって スクワットを行いましょう。
腕に体重をかけてゆっくりと ひざを曲げます。 無理のないところで止めて、
腕の力で立ち上がります。 はじめは、10回ほど行います。
②慣れたところで、腕の負荷を 2分の1くらいにして、 10回~15回行います。
③最終的に腕の負担を少なくして 脚の力のみで立ち上がることを 20回を目標に行います。
①~③のいづれか一つを2~3セット週に3~4回ほど、行えることが理想です。
日頃、歩く際などのゆっくりとした動きの場合は、小指側に力が入るため太ももの外側の筋肉が使われます。
走ったりなどの速い動きの際は親指に力が入り、内側の筋肉が使われます。
意識をしての運動は、太もも内側の筋肉に大切です。痛めやすいひざの条件は、①ひざの内側広筋の筋肉の委縮が確認できる。 (ひざの上縁と内側広筋の間のシワ)
②太ももの大腿四頭筋(だいたいしとうきん) が疲労で硬直しすぎていること。太ももの筋肉バランスの崩れが、ひざのしつがい骨、太もものだいたい骨、ひざ下のけい骨とのバランスを崩し、じん帯を痛めたり骨同士の極端な接触を引き起こし、ひざ痛の原因となります。
外側と内側の筋肉バランスが崩れたままでジョギング等の運動を行うことは避けたいですね。
最後まで、お読みいただきありがとうございました。