腹斜筋の疲労がもたらす腰痛と浅い呼吸、その解消法
お腹の筋肉である腹斜筋は、腰痛や浅い呼吸の原因になることをご存知でしょうか?腹斜筋が疲れて硬直すると、骨盤に影響を及ぼし、腰痛を引き起こす可能性があります。また、疲れた腹斜筋は呼吸にも影響を与え、知らず知らずのうちに呼吸が浅くなり精神的なストレスの原因にも。
なぜ腹斜筋のケアが重要なのでしょうか?
腹斜筋はお腹の側面から肋骨につながっています。そのため、腹斜筋が硬直すると肋骨の可動を制限し、呼吸に大切な横隔膜の膨らみを妨げてしまいます。これが浅い呼吸を引き起こす原因の一つです。また、座りっぱなしの姿勢など、腹斜筋の疲労が骨盤に影響を与え、腰痛を引き起こすこともあります。
簡単なケア方法を試してみましょう
腹斜筋の疲労を解消するために、簡単なストレッチを行うことがおすすめです。ストレッチを行うことで、腹斜筋が緩み、呼吸がラクになります。深く呼吸をすることで、心身の健康を取り戻すことができます。
腹斜筋ケアで腰痛解消にも効果的
腹斜筋群をケアすることで、骨盤などとつながりのある部位も整い、腰痛の解消にも効果的です。腹斜筋のケアは、全身のバランスを整え、心身の健康をサポートする重要な役割を果たします。
ぜひ、腹斜筋のケアを取り入れて、健康な身体と心を手に入れましょう。
【腹斜筋のストレッチ】
①イスに座り、両手で背もたれの
左側の縁をつかみ、視線はまっすぐに。
②両足は肩幅に開きます。
『ふ~っと』鼻から息をすって、
口から吐きながら目線を後ろに
移動させながら上体を左にひねります。
気持ちの良い範囲でゆっくり行います。
5~10秒×10回を左右行いましょう。