背中の疲労と腰痛の関係
脊柱起立筋は、背骨の周りについて、背骨のS字カーブを維持するための筋肉です。
身体を起立させて、身体が前のめりに倒れないように支えてくれる役割をします。
腰の仙骨から首の頸椎までつながっています。
この脊柱起立筋が疲労して身体を支えられなくなってくると、腰痛や背中の痛みの原因となります。
脊柱起立筋が疲労して収縮したままだと知覚神経を圧迫するなど背中の皮膚感覚が過敏になったり、痺れの原因となったりします。
背中を触られた際に、くすぐったい等感覚を敏感に感じる方は脊柱起立筋がとても疲労しています。
【緩めるストレッチ】
①上半身を手で支え、足はなるべくつま先で支えるようにします。
背中の肩甲骨を寄せて、ゆっくりと痛みの無い範囲で上半身をおこしてゆきます。