スマートフォン、パソコン操作が背中の痛み、腰痛の原因に、背中の脊柱起立筋の疲労が引き起こす影響とは?

腰関係

デスクワークやスマートフォンの使用など、現代人にとって欠かせない日常動作。しかし、約5㎏もある頭部が前に垂れ気味になる、これらの行動は脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん)という背中の筋肉を疲労させ、身体にさまざまな影響をもたらします。

首の筋肉は、筋膜を通じて背中の脊柱起立筋とつながっており、その疲労が背中の痛みや腰の不調にまで波及します。長時間のデスクワークやスマートフォン操作などの日常動作は、知らず知らずに身体全体のバランスを崩し、さまざまな不調を引き起こす一因にも。

また、脊柱起立筋は背骨の外側に左右対に存在し、背中の硬さや可動域に影響を与えます。この筋肉の疲労硬直は肩甲骨、背骨の動きを制限し、背中や腰の痛みを引き起こすことがあります。さらに、背部の硬さは免疫力低下や心身のストレスにつながる可能性があります。

しかし、日頃からの簡単なストレッチやケアで、これらの影響を軽減することができます。背中や腰の痛みを予防し、健康な身体を保つために、脊柱起立筋のケアを意識すると良いですね。

【背中の柔軟体操】

  ③ ←  ②  ←  ①

①よつんばいになります。 手は肩幅、足は腰幅で床と垂直に。

②息を吐きながら背骨を高く押し上げます。 背中を丸めて両腕の中へ頭を入れ、 あごを引いて、お腹を背中の方へ引きあげます。

③息を吸いながら、お腹を床に着けるつもりで 背中を反らせ、あごを天井に上げます。 ②と③を繰り返し5回ほどゆっくり行います。

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