腰を揉んでも楽にならない…その腰痛、お尻の硬さが関係しているかもしれません

腰関係

「腰が重い」「朝起きると腰がつらい」「マッサージを受けてもすぐ戻る」

そんな慢性的な腰痛に悩んでいる方は、腰そのものではなく“お尻の筋肉”に原因が隠れているかもしれません。

実は、お尻は体の中でも特に大きな筋肉が集まる場所です。しかし現代の生活では、お尻の筋肉を十分に使う機会が減っています。

長時間のデスクワークや車の運転、ソファでのテレビやスマホ。こうした時間が長くなると、お尻の筋肉は圧迫された状態が続き、血流が低下して徐々に硬くなっていきます。

さらに、冷えやストレスによる緊張も加わることで、お尻周辺の筋肉はますます動きにくくなってしまいます。

お尻が硬いとなぜ腰が痛くなるの?

お尻には、大臀筋や中臀筋をはじめとする筋肉があり、骨盤や股関節の動きを支えています。

本来、お尻や股関節がしっかり動いていれば、歩く・立つ・しゃがむといった動作の負担を分散できます。

ところが、お尻が硬くなると骨盤や股関節の動きが制限されます。

すると、その不足した動きを補うために腰が必要以上に頑張ることになり、腰まわりの筋肉や関節に負担が集中してしまいます。

つまり、

お尻が硬い → 股関節が動かない → 腰が頑張りすぎる → 腰痛が起こる

という流れが生まれるのです。

慢性的な腰痛ほど、腰だけでなくお尻や股関節の状態を確認することが大切です。

お尻の硬さセルフチェック

次の項目に2つ以上当てはまる方は、お尻の柔軟性が低下している可能性があります。

①1日6時間以上座っていることが多い

②長時間歩くと腰が重くなる

③あぐらをかくと股関節が突っ張る

④靴下を履く時に体が硬く感じる

⑤お尻のストレッチをほとんどしていない

⑥片脚を反対の膝に乗せる「4の字姿勢」がやりにくい

思い当たる項目がある方は、まずお尻の柔軟性を取り戻すことから始めてみましょう。

1分でできる「4の字お尻ストレッチ」

腰痛予防にもおすすめの簡単なストレッチです。

やり方

① 椅子に浅く座ります

② 右足首を左膝の上に乗せて「4」の字を作ります

③ 背筋を伸ばしたまま、ゆっくり体を前へ倒します

④ 右のお尻が伸びるところで20〜30秒キープ

⑤ 左右それぞれ2回ずつ行います

ポイント

  • 背中を丸めず、股関節から倒す
  • 痛みが出るほど無理に伸ばさない
  • 呼吸を止めずにゆっくり行う

終わった後に立ち上がると、腰や股関節が軽く感じる方も多いストレッチです。

腰痛があると、つい腰ばかりに目が向いてしまいます。

しかし実際には、お尻や股関節の硬さが腰への負担を増やしているケースも少なくありません。

なかなか改善しない腰痛でお悩みの方は、一度お尻の状態をチェックしてみてください。

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