更年期世代におすすめの「カーフレイズ」

「若い頃より足がむくみやすくなった。」
「夕方になると靴がきつく感じる。」
「何もないところでつまずきそうになった。」
このような変化を感じていませんか?
更年期になると、女性ホルモン(エストロゲン)の減少によって筋肉や骨が少しずつ衰え、血液やリンパの流れも滞りやすくなります。
そのため、むくみや冷え、疲れやすさ、ふらつきなどが起こりやすくなります。
「年齢だから仕方がない」と思われがちですが、毎日のちょっとした運動で改善が期待できます。
今回は、場所を選ばず手軽にできる**「カーフレイズ(かかとの上げ下げ運動)」**をご紹介します。
なぜカーフレイズが更年期世代におすすめなの?
① むくみを改善する「第二の心臓」を動かす
ふくらはぎは「第二の心臓」と呼ばれています。
ふくらはぎの筋肉が収縮すると、足にたまった血液やリンパ液を心臓へ押し戻す働きがあります。
しかし、更年期以降は筋力が低下し、この働きが弱くなることで、夕方の足のむくみや重だるさにつながります。
カーフレイズは、この筋ポンプ作用を高め、血流を促す効果が期待できます。
② 転びにくい身体づくり
つま先立ちをすると、足首・ふくらはぎ・太もも・体幹まで全身が協力してバランスを保とうとします。
この繰り返しが、
- バランス能力の向上
- 転倒予防
- 歩く力の維持
につながります。
「最近よくつまずく」という方には特におすすめです。
③ 骨にも良い刺激を与える
かかとには体重がかかるため、上下運動を行うことで骨に適度な刺激が加わります。
この刺激は骨を丈夫に保つ助けとなり、骨粗しょう症予防にも役立つと考えられています。
歩く時間が少ない方でも、自宅で簡単に骨へ刺激を与えられるのがカーフレイズの魅力です。
今日からできる「カーフレイズ」
やり方
- 足を肩幅に開いて立ちます。
- 壁やイスに軽く手を添えます。
- ゆっくりとかかとを持ち上げます。
- 一番高い位置で2~3秒止めます。
- ゆっくりとかかとを下ろします。
10~15回を1セット、2~3セット行いましょう。
※膝は軽く伸ばしたまま、反動を使わずゆっくり動かすことがポイントです。
毎日の積み重ねが未来の足をつくります
カーフレイズは、キッチンで料理をしながら、歯磨きをしながら、テレビを見ながらでも続けられる手軽な運動です。
1か月ほど続けると、夕方のむくみや足の疲れが軽くなったり、歩くときの安定感が増したりと、小さな変化を感じる方も少なくありません。

