免疫力を高めるためには、ゆったりとした深い呼吸で、酸素を取り入れることが必要です。それには胸骨、肋骨付近の筋肉ケアが大切です。
胸骨は胸の真ん中にあり、大胸筋が付着し、心臓や肺といった重要な臓器を守っています。これにより、人は無意識で前方を守る習性があるため、前方に身体を丸める傾向があります。さらに日常生活の動作、色々なストレスも手伝って胸骨周辺の筋肉や肩関節が緊張し、姿勢がより猫背になることが多いです。
猫背になると、胸骨周辺が固まり、呼吸が浅くなります。浅い呼吸は交感神経を優位にし、自律神経のバランスを乱し、免疫力が低下します。その結果、体の緊張状態を高めて、筋肉も緊張し、肩こりや頭痛の原因となることもあります。
身体の前側の筋肉が緊張することで、筋膜のつながりで背面まで伝わり背中の張り、しいては腰痛の原因にもなります。
胸骨のケアを行うことで、緊張を解放し、深い呼吸を改善することができます。胸骨の周辺の筋肉や肩関節の緊張を解きほぐし、身体の前方と背中のバランスを整えることで、姿勢も良くなり、深い呼吸が戻り免疫力も上がります。
胸骨のケアをすることで、身体が軽くなり、心も落ち着きます。
【胸骨付近筋肉のケア方法】
爪の先で、胸の筋肉の繊維をはがすよう、気持ちよさを感じる圧でケアをします。
左右行いましょう。