転倒予防にバランス感覚が大切
中年以降になると、足元の不安定な場所に行くことを躊躇される方は多いのではないでしょうか。
この不安の原因の一つは、中年以降になると運動機能が全般的に低下することに起因していると考えられます。
その中でも大切な要素の一つがバランス感覚です。
もしも、少し体勢を崩したときにバランス感覚が取れれば転倒することはありません。年配の方が転倒して怪我につながる原因の一つは、バランス感覚が取れないためです。
バランス感覚を取り戻すには、あえて不安定な状態に身を置くことで、ゆっくりと取り戻すことができます。身近にできる方法は、片足立ちです。
片足立ちを行うことで、足首や足裏の筋肉を鍛え、バランス感覚を向上させることができます。また、ウォーキングやヨガなどの運動もバランス感覚を鍛えるのに効果的です。
バランス感覚を鍛えることで、日常生活や外出時に自信を持って歩けるようになり、転倒や怪我のリスクを減らすことができます。
年齢を重ねるにつれて、バランス感覚の低下は避けられないものですが、定期的なトレーニングや意識的な取り組みによって改善することができます。しっかりとバランス感覚を意識し、トレーニングを行うことで、安全で健康的な生活を送ることができます。
【バランス感覚改善体操】
直立した状態で、目線は前を向いてたちます。両手を開いてバンスを取り、
片足を上げてください。
毎日、1~2回、左右行いましょう。
無理なく立てる範囲で行ってください。慣れれば1分位が理想です。
年を重ね、身体機能の低下を感じながら何も行わずにいると、ますます身体機能が低下していきます。
何歳でも意識して鍛えることで、身体機能を改善することは可能です。