肩をもんでも良くならない肩こり…その原因は「脇の下」かもしれません

肩関係

「肩をもんでもすぐ元に戻ってしまう」
「首から肩までガチガチに張っている」
「夕方になると肩が重くてつらい」

そんな肩こりに悩んでいるシニア世代の方は少なくありません。

実は、その原因は肩だけではなく、「脇の下」の硬さが関係していることがあります。

肩こりと脇の下には深い関係があります

脇の下には、肩や肩甲骨、腕につながる筋肉や血管・リンパが集まっています。

スマートフォンを見る時間が長かったり、家事やデスクワークで腕を前に出す姿勢が続いたりすると、脇の下の筋肉が硬くなり、肩甲骨の動きが悪くなります。

すると肩や首に負担がかかり、慢性的な肩こりにつながってしまいます。

年齢を重ねると筋肉や関節の動きも少しずつ硬くなるため、肩だけでなく脇の下も一緒にケアすることが大切です。

脇の下をほぐすことで期待できること

脇の下をやさしくほぐすことで、次のような効果が期待できます。

・肩や首のこりがやわらぐ
・肩甲骨が動きやすくなる
・腕が上がりやすくなる
・猫背の予防につながる
・呼吸が深くなる
・血液やリンパの流れがスムーズになる
・着替えや洗濯物を干す動作が楽になる

肩が軽くなることで、日常生活も動きやすくなります。

今日からできる「脇の下ほぐし体操」

椅子に座って、テレビを見ながらでもできる簡単な体操です。

① 楽な姿勢で座る
背もたれにもたれず、軽く背筋を伸ばして座ります。肩の力は抜いて、リラックスしましょう。

② 脇の下をやさしくつかむ
右腕を肩の高さくらいまで上げます。左手で右脇の下を包み込むようにつかみます。親指は胸側、ほかの4本の指は背中側に添え、脇の下の筋肉をやさしく挟むイメージです。

③ 腕をゆっくり動かす
脇の下を軽くつかんだまま、右腕を前へ、後ろへと大きくゆっくり10回動かします。

腕を動かすたびに、脇の下の筋肉が「もみほぐされる」ような感覚があれば十分です。

④ 深呼吸をしながら行う
腕を前に動かすときに息を吐き、後ろに戻すときに息を吸うようにすると、肩や胸まわりがさらにゆるみやすくなります。

⑤ 反対側も同じように行う
左脇の下も同じように10回行いましょう。

ポイント

・強く押しつぶす必要はありません。気持ちよい程度の力で十分です。
・肩をすくめず、力を抜いて行いましょう。
・痛みがある場合は無理をせず、動かせる範囲で行ってください。
・朝起きた後や、お風呂上がりに1日1~2分続けるのがおすすめです。

身体がゆるむと、心にもゆとりが生まれます

ストレスを感じると、私たちは無意識に肩をすくめ、呼吸が浅くなります。

そんなときこそ、肩だけでなく脇の下までゆるめてみましょう。

呼吸が深くなり、身体の緊張がやわらぐことで、気持ちも自然と落ち着いてきます。

「最近、肩が重いな」
「腕が上がりにくくなってきたな」

そんな方は、ぜひ今日から脇の下ほぐしを習慣にしてみてください。

毎日の小さな積み重ねが、肩こりの予防と健康な身体づくりにつながります。

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