
パソコンやスマートフォンから顔を上げたとき、
「首の後ろがガチガチに張っている」
「首が重くて、動かしにくい」
「肩だけでなく、首の付け根までつらい」
そんな経験はありませんか?
首のこりというと、まず「姿勢が悪いからかな?」と思う方が多いかもしれません。
もちろん、長時間のうつむき姿勢や同じ姿勢が続くことは、首に負担をかける大きな要因です。
でも、年配の方になると、もう一つ気をつけたいことがあります。
それが、**無意識の「食いしばり」**です。
頑張る毎日に、「知らないうちに力が入っていませんか?」
年配の方は、仕事だけでなく、家庭のこと、親のこと、人付き合いなど、何かと気を遣う場面が増える年代です。
「言いたいことはあるけれど、今は我慢しておこう」
「イライラしても、なるべく表に出さないようにしよう」
「自分が頑張れば何とかなる」
そんなふうに、知らず知らずのうちに気持ちを抱え込んでしまうことはありませんか?
強いストレスや緊張が続くと、無意識に歯を食いしばったり、あごに力が入ったりすることがあります。
そして、あご周辺の緊張は、首や肩周りの筋肉の緊張にもつながることがあります。
だからこそ、
「姿勢には気をつけているのに、首の後ろがいつも張っている」
という方は、一度「食いしばっていないかな?」と自分の体を確認してみるのもおすすめです。
こんな時は「食いしばり」をチェック
ふと気づいたときに、
- 上下の歯が触れ合っている
- あごに力が入っている
- 舌や頬の内側に力が入っている
- 朝起きたとき、あごが疲れている
- 首や肩のこりがなかなか抜けない
こんなことはありませんか?
安静にしているときは、上下の歯は常に接触している必要はありません。
気づいたときに、「歯を離す・あごをゆるめる」。
それだけでも、自分の体に入っていた余分な力に気づくきっかけになります。
今すぐできる「首の後ろゆるめ」2STEP
ここからは、仕事や家事の合間にもできる簡単なケアをご紹介します。
STEP1 まず「あごの力」を抜く
楽な姿勢で座り、肩の力を抜きます。
そして、
「上下の歯を離す」
「舌を軽く休ませる」
「ふーっと息を吐く」
この3つを意識してみましょう。
「頑張って力を抜こう」とする必要はありません。
まずは、今まで入っていた力に気づくだけでも十分です。
STEP2 首の後ろをやさしくゆるめる
- 楽な姿勢で座ります。
- 左手の指先を、首の後ろの骨のきわに軽く添えます。
- 痛くない、気持ちいいと感じる程度の力で、ゆっくり押します。
- 首の付け根から肩に向かって、少しずつ位置を変えながらゆるめていきます。
- 反対側も同じように行います。
目安は左右それぞれ5~10回程度。
強く押し込む必要はありません。
「ここ、硬くなっているな」
「ここを触ると気持ちいいな」
そんな場所を、やさしく丁寧に触れてあげましょう。
※首の前側や、強く痛む場所を無理に押すのは避けてください。しびれや強い痛み、めまいなどがある場合は、セルフケアを中止し、医療機関への相談をおすすめします。

